中学受験の国語を攻略するためのポイントについて考えます。

 

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読書の習慣をつける

本を読むことは大人にとっても子供にとってもとても勉強になるものです。特に中学受験を目指す子供には非常に重要なのが国語力。国語力の基礎をつけるためにも本を読む習慣をつけることは大切です。

 

文字を読んで頭の中でイメージを作りあげることは、子供の脳を成長させるのに非常に役にたちます。たとえ直接的な体験がないとしても、文章から自分なりにある情景を創造し、擬似的に体験できるのが読書の良いところです。

 

子供に読書の習慣がつき、さまざまな内容の文章を読むことによって、新たな知識も増え、想像力が豊かになっていくでしょう。また本を読む楽しさを覚えることで、読解力もつき、わからないことを自分で調べる、という自立した精神を身につけることもできます。

 

子供は、マンガや図鑑、年齢的には少々幼いと思える本などを読みたがる場合もあるでしょう。親としては中学受験によく出題される名著、名作を読ませたくなるところですが、親が強制して本を与えることによって読書嫌いになってしまっては本末転倒です。

 

最初は本の種類にはこだわらず、子供が読みたいと思う本を読ませるようにしましょう。本を読む習慣がつき、活字を追うことの楽しさを知れば子供は自然と名作を手にするようになるものです。

 

音読をする

小学校での宿題としてもよく取り上げられる音読ですが、音読には記憶力を高める効果があると言われています。東北大学加齢医学研究所教授の川島先生の研究によると脳の働きが一番活性化するのが音読をしている時だそうです。

 

何度も音読を繰り返していると、子供達も文章を読むのがどんどん上手になってきます。自然と感情のこもった音読が出来るようになる頃には、読んでいる文章について、かなり暗記できています。音読をし、言葉のリズムを感じながら語句を覚えるのは非常に効果的です。

 

子供が音読をしている時には、それをしっかり聞いてあげることが大切です。そして聞き終わったら、「上手に読めたね。読んでくれてありがとう!」と誉めてあげましょう。音読が好きになってくれば、子供は自然と読書の習慣も身についてくるものです。

 

春のうちに漢字を覚える

漢字は春のうちに集中して覚えてしまいましょう。その学年で習う漢字を一度まとめて覚えてしまうことで、その後は学校の授業で漢字を習うだびに復習をしていくことが出来ます。

 

低学年のうちから次の学年の分の漢字まで覚えていくのもいいでしょう。漢字を覚え、読めない字が少なくなることで、音読も含め、本を読むことが楽しくなってくるもの。そうすれば自然と読書の習慣もついてきますし、国語の学習が楽しくなっていきます。

 

余力があれば最近人気のある漢字検定などを受験するのもひとつの方法です。漢字検定の合格という目標があることで学習にもメリハリがつき、効率的な学習ができるようになります。

 

ことわざや慣用句を覚える

中学入試では、ことわざや慣用句についても出題されます。入試においては、単独で出題されるケースもあれば文章題の中に含めて出題されるケースもあります。ことわざや慣用句については、漢字同様、ある時期に集中的に覚えてしまうの一つの方法ですし、通常の生活の中で保護者が意識的にことわざや慣用句を口にすることで子供にも自然に覚えさせることも可能です。

 

ことわざや慣用句、四字熟語などが集められた書籍も数多く出版されていますので、そういった書籍を使い、隙間の時間も利用して効率的に学習しましょう。

 

国語の学習に役立つ番組やサイト

にほんごであそぼ

 

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