中学受験を意識した時、1年生から3年生までは何をすればいいのでしょうか

 

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読み書きのそろばんの基礎をつくる

小学校の一年生から三年生くらいまでは、中学受験を意識した特別な勉強をする必要は少ないでしょう。この時期に行うのは、基礎作りです。高学年になり、本格的に中学受験を意識した勉強をする時の、基礎となる部分を作れば良いわけです。ひらがなやカタカナ、正しい数字の書き方、簡単な足し算や引き算など、昔から「読み書き、そろばん」と言われる勉強の基礎部分をつくっていきましょう。

 

家の外でたくさん遊ぶ

小学校の低学年のうちには、机に向かって勉強するだけではなく、家の外でさまざまな経験をすることも大切です。豊かな生活体験は勉強の効率をあげてくれます。たとえ山や川や海などが家の近くになくてもかまいません。公園や広場にも生き物はいますし、空を見上げ、太陽や雲を観察する。そんな、小さなことでもいいので、親子で一緒にいる時間を楽しみながら、子供達の好奇心をより引き出すようにしましょう。

子供の心の中に、「何故?」、「どうして?」と思う気持ちを育んでいくようにします。そんな気持ちがたくさん持てる子供は、高学年になっても、知らず知らずのうちに知識を身につけることができる子供に成長していきます。

 

親子でたくさん会話する

小学校の低学年のうちから家庭において、親子でたくさん会話をするように心がけましょう。会話には、言葉での表現力が必要です。家庭で会話が少ない子供は、言葉の表現力がなかなか身についていかないものです。また、母親にはお喋りな人も多いですが、親が話し過ぎることは子供が話す機会を奪うことにもなります。なるべく子供自身が自ら言葉を発するように方向づけしましょう。

子供に話かける場合には、Yes、Noで終わってしまう「閉じた」質問ではなく、話が発展していけるような「開いた」質問を投げかけるようにします。

例えば、「学校で誰かが失敗をした」といった話を子供がした場合、「どんな失敗をしたの?」、「どうしてそうなってしまったの?」、「その時まわりの子供達は何をしたの?」などと質問します。子供は、まわりの状況や、その時の感情などを思い出したりしながら、質問に答えてくれるでしょう。

親子でたくさん会話していると、自然と国語の勉強になります。語彙も増え、表現力も身についていきます。低学年のうちからこうした会話を交わし、中学受験の基礎学力をつけていけば、学力の土台ができまがります。土台がしっかりしていれば、5,6年生になるにつれ、学力がどんどん伸びていくものです。

 

大人がいる場に連れて行く

家庭や学校だけではなく、他人がいる場、特に大人がいる場に連れていきましょう。大人も子供も一緒になって何かを行うような場がいいです。子ども同士だけ、家庭の中だけでしか会話しない子に比べると、大人がいる場に身を置き、大人の話を聞くことができる環境にいることが多い子供は、圧倒的に語彙が増えていきます。

 

 

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