中学受験の準備期間としていよいよ本格的になってくる5年生。何をやっておけばいいのでしょうか。
5年生では学習方法の基礎を固める
中学受験に本格的に取り組むのが5年生からというケースも多いものです。その場合には5年生のうちにしっかりと基礎を固めなければなりません。中学受験に備えた勉強は、5年生で覚えなくてはいけないことも多く、大変な時期ですが、だからこそ5年生の早い時期において基礎的な学習方法についても修得する必要があります。
すき間の時間を上手く利用する。朝早く起きて勉強する。あれもこれもと手をつけて中途半端になるよりも少しずつでも良いので確実に覚えていく。書きながら覚える。口に出して覚える。机に座ったらなるべく早く集中する。など、いろいろな学習方法があります。子供によって学習方法の向き不向きもあるものです。しっかりとした学習方法の基礎が出来るまでは、保護者がついてサポートしてあげることも大切です。学校や学習塾の先生とも相談しながら、学習方法の基礎を固めていきましょう。
中学校の文化祭やオープンスクールに行こう
5年生になったら、中学校で行われるイベントに家族で行ってみましょう。文化祭や体育祭、オープンスクールなど中学校ではさまざまなイベントが公開されています。5年生のうちから色々な中学校のイベントに参加することで、多くの中学校の特色や雰囲気を知ることができ、志望校選択の際の参考になります。
また、子供にとっても中学校生活をイメージし、勉強に対して意欲的になる効果もあります。堅苦しく考えるのではなく、家族一緒に外出するイベントの一つとして、気軽に参加してみましょう。
成績が上がらなくても大丈夫
5年生になり、中学受験に向けて学習塾へ通いだすと、親としては、成績が一気にあがって欲しいと思ってしまうものですが、そう焦らずとも大丈夫。5年生の段階では、基本的な学習方法を習得し、取り組んだ問題をじっくりと消化し、自分のものにしていくことが大切です。暗記物などにじっくりと取り組むのもいいでしょう。習ったことをしっかりと復習して少しでも吸収するように仕向けましょう。5年生の時点で完璧に仕上げなければいけないわけではありません。6年生になってからも繰り返し取り組むことになりますので、その基礎部分を育てるという意識でいたほうがよいでしょう。
漢字なども毎日やる習慣をつけさせたいものです。少しずつでも毎日やっていれば知らず知らずのうちに覚えているもの。6年生になって時に楽できるよう、コツコツとやっていきたものです。漢字に加え、日替わりで社会や理科の暗記物にも取り組むなどしていきましょう。
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