中学受験を乗り切る応用力を身につける6年生の秋。
過去問に取り組む
6年生の秋になったら、志望校の過去問に取り組むことを考えましょう。あまり基礎が出来ていない状態で過去問に取り組んでも、難しすぎて点数がとれず、自信を失う場合もありますので、夏期講習が終わり基礎が固まったところでトライします。
第一志望校の過去問に関しては出来れば3回位は取り組みたいもの。また志望校の出題の傾向を知るためにも過去3年分位の過去問題に取り組みましょう。また、第一志望校だけではなく併願校の過去問題についてもやっておきましょう。模擬試験の偏差値からすれば合格の可能性もあるはずなのに、中学校によっては、過去問題の相性が合わず、合格最低点に届かない、といったケースもあるものです。子供と過去問題の相性によっては併願校を考え直す必要もあります。1、2回は過去問題に取り組み、出題傾向をつかみましょう。
中学校のイベントに参加しよう
6年生の秋以降に行われる中学校のイベントは、子供が実際に志望校を体感できる最後のチャンスです。文化際や体育祭、オープンスクール、学校説明会など、秋には各中学校がさまざまなイベントを実施します。普段受験勉強に追われている子供のストレス発散も兼ねて、積極的に中学校のイベントに参加するようにしましょう。
また、併願校選びの参考のためにも、気になる学校、受験しようかと思っている学校については、可能な限り、子供と一緒に足を運ぶようにしておきたいもの。秋の学校説明会の時期には、入試要項が固まっている学校が多く、入学願書を入手出来る場合も多いので、学校説明会に参加して可能な限り入学願書を入手しておくのもいいでしょう。
スケジュールを管理しよう
6年生の秋からは、中学受験の本番に向かってやらなくてはならないことが増えてきます。何をいつやるのか、スケジュール表などでしっかり管理しましょう。
まず小学校の行事は最優先。それから学校説明会などの中学校のイベントや公開模試などのスケジュールもチェック。中学校のイベントは予約が必要な場合もありますので、早め、早めにチェックするように心がけておきましょう。
志望校の入学願書の入手や、併願校の決定、調査書の作成依頼なども忘れずに。またインフルエンザの予防接種や入学願書用の写真撮影など予約や必要なものは早めに日程を確定するなど、しっかりとスケジュール管理を行っていきましょう。
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