中学受験に効果的な学習塾とはどんな塾でしょうか。

 

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学習塾の種類

進学塾

進学塾とは、御三家などと呼ばれる超難関中学をはじめとした私立中学へ入学させることを目的とした塾です。私立中学の受験問題は公立の小学校の授業だけを受けていても合格は困難です。進学塾は私立中学への入学を目標にしているため、中学受験に対応した授業を行います。そのため小学校での学習の進み方とは関係なく、塾独自の教材等を使用した授業が行われます。中学受験を目標にする場合にはいちばん一般的な塾のタイプだとも言えます。

補習塾

補習塾とは文字通り学校での学習の補助をする塾です。小学校での勉強の進み方にあわせた授業が行われ、子供達が学校で学んだことをより確実に理解する手助けをします。

個別指導塾

大人数での授業ではなく、1名から3、4名程度の子供に対して一人の先生が指導してくれる塾です。子供達がわからない部分を直接指導してくれるところが多く、補習塾によくみられる指導方法でしたが最近では進学塾でも個別指導のスタイルをとる塾もあります。

厳しい進学塾の雰囲気になじまない子供にも対応してくれますし、進学塾についていけない子供達が進学塾の補習といった形で通うケースもあります。

 

学習塾を選ぶ

学習塾を選ぶ際に、塾による有名中学への合格実績は気になるところです。ですが学習塾によって発表された合格実績の数字だけで、塾の真の実力を測るのは難しいです。塾選びの要素は色々あります。インターネット、受験関連の書籍、口コミ等各方面から情報を収集し、自分なりの判断基準を作り上げましょう。

ひとつ気をつけておかなければならないのは、塾に入れたからといって全てが上手くいくわけではないということ。どちらかというと塾も中学受験のために使うツールと考えることも大切です。塾任せではなく、親がしっかりと子供をサポートし、子供の学力の伸びや、塾や教師との相性等をケアすることは非常に重要なことです。

 

大手の学習塾

首都圏では中学受験に対応する学習塾も色々とありますが、中学受験をするなら大手の学習塾がいいと言われます。

 

大手の学習塾は、小学校3年生の2月から中学受験をコースを開講します。各塾では、受験本番までの3年間を使った独自の学習カリキュラムを準備し、志望校合格をアシストしてくれます。

生徒数が多い大手の塾だと日能研四谷大塚栄光ゼミナールSAPIX早稲田アカデミーなどあげられるでしょうか。それぞれの塾に特徴があるので、一度じっくりとHPを見たり、実際に授業の様子を体験してみるといいでしょう。

 

学習塾にかかる費用について

 

学習塾の授業料はその塾の学習スタイルによって変わってきますので一概に比較はできません。またホームページ上には授業料を掲載していない学習塾が多く直接問い合わせすることになります。

 

大手の学習塾の場合、入塾のためのテストがある場合もあり、そのテストの受験に3千円程の費用がかかる場合もあります。また冬季講習や、夏季講習、合宿など通常の授業とは別な費用も発生します。首都圏の場合、おおまかな目安として4年生で年間60万円、5年生で80万円、6年生で100万円くらいは考えておいた方が良いでしょう。

 

個別指導の塾の場合は大人数で教わる塾に比べるとより高額な費用が必要となります。子供の状況を良く考えてどのタイプの塾に行かせるかは良く検討しましょう。

 

いずれにせよ学習塾にかかる費用はけして安いものではありません。また高いお金を払っているからといって学習塾がすべてをケアしてくれるわけでもありません。中学受験をする受験生の親として子供に何が必要かを主体的に考え、より効果的に学習塾を利用することが費用対効果を上げるコツとなります。

 

 

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